まんが投稿

別マまんがスクール結果発表 毎月[デビュー作]と[期待賞の中から編集部が選んだイチオシ作品]を最大2本、全ページ掲載!プロと同じ画面で自分のまんがを読んでもらえるチャンス!編集部員からの総評も掲載します!

第632回 別マまんがスクール結果発表(2021年2月号掲載)

BEST期待賞

BEST期待賞

[クライベイビー]

白咲 光(22)

作品を読む!

編集T:まんがを描きはじめて2作目で、ここまで描けるのは純粋にすごいですよね。人物の動きも自然に描けているし、これからさらに上手くなるような気がします。

編集K:惜しいのは、お話かな。『怖い男子』と『泣き虫女子』の設定が、話を動かすための小道具になってしまっていて、キャラクターが平面的に見えてしまっていて残念。泣き虫であることをなぜ悩んでいるのか、どうしたいのか、まで伝わってくると、もっと感情移入して読めたのではないかと。

編集長T:うん。この作品の場合、『怖い男子が実はやさしい』という設定にページ数を割いているから、どうしても主人公の設定は薄くなりやすいよね。冒頭をもっとテンポよく見せるか、設定を削ぎ落してシンプルにするか。16ページって本当に短いから、描きたいことに焦点を絞った作品づくりを心がけてみてください。次回作も期待して待っています!

BEST期待賞

BEST期待賞

[進めよ乙女]

青月 砂夜花(22)

作品を読む!

編集YY:男子が苦手な主人公の気持ちを丁寧に描いていて、かつ読後感も爽やかなところがとてもよかったと思います。

編集S:ただ、吉永くんが優等生すぎるというか、主人公にとって大事なことを語りすぎている気も……。言葉だけのやり取りが多いと、どうしても薄っぺらい印象に見えてしまうので、エピソードにもう少し工夫があるといいかもしれませんね。

副編S:そうだね。でも、キャラクターの表情で気持ちを伝えようとする努力は、読んでいる僕らにも伝わってきました。気持ちの揺れを丁寧に描けるのが青月さんの強みだと思うので、その良さを残しつつ、また違った物語も描いてみてくださいね。次回作も楽しみに待っています!

第631回 別マまんがスクール結果発表(2021年1月号掲載)

BEST期待賞

BEST期待賞

[君とこれからのハナシ。]

よしだ吉(22)

作品を読む!

編集Y:すでに両思いのカップルのお話。彼女に攻められて照れる彼氏の表情が可愛くて、ニヤニヤしながら読んじゃいました。

編集K:キスをしたいけどできなくて……という設定は面白いけれど、このふたりに感情移入というか、もう少し応援したくなる要素があるともっとよかったかな。

副編集長S:そうだね。この作品の場合、主人公が彼を振り回す面白さを見せるか、キスまでのドキドキ感を盛り上げるか、甘酸っぱいムズキュン感を見せるか、見せ場を作るのにいろいろな選択肢があるんだけど、そこをもっと意識できるとよかったかもね。作者のよしださんが「こういうやり取りを見せたい!」と意識することで、キャラクター像もより立体的になると思いますよ。デビューを目指して、頑張ってください。次回作も待ってます!

今回BEST期待賞を受賞された柴夏ミナさん「名前を呼べば」は、ご本人の意向によりweb掲載しないこととなりました。

第630回 別マまんがスクール結果発表(2020年12月号掲載)

BEST期待賞

BEST期待賞

[王子様はお姫様]

たけかわ飛彩(17)

作品を読む!

編集Y:描こうとしているテーマが明確で、読んでいる人を楽しませたいという意思を感じる作品でした。前の投稿作より、絵も上達しているよね?

編集T:そうですね。物語の構成や、画面の見せ方なども着実にステップアップしていると思います。ただ、王寺の自信のなさの理由とか、川口が王寺に惹かれた理由もわかったらもっとよかったかな、と。

副編S:(規定枚数の)16ページって短いから難しいよね。完成度の高いネームも大事だけれど、キャラクターづくりや印象的なセリフなど、たけかわさんが持つ個性を大切にしながら、また僕らを楽しませてくれる作品を描いてください。次回作も期待して待ってます!

BEST期待賞

BEST期待賞

[like a white]

館林すず(20)

作品を読む!

編集K:たけかわさんもそうですが、館林さんも描きたいテーマがきちんとあって、エピソードやセリフ回しに、ほかの人にはない個性を感じました。

編集S:わかりにくい部分もあるけれど、“読ませる力”がありますよね。ただ、モノローグや1つ1つのコマをしっかり読み込まないと、お話についていけなくなるのが惜しい点かも。

編集長T:館林さんは人と人の心の機微を描くセンスがあるので、そこを大事にしつつ、わかりやすいストーリーを描く工夫をしていけるといいね。16ページは本当に短いから、設定をシンプルにするのがポイントじゃないかな。次回作も楽しみにしているので、また送ってくださいね!

第629回 別マまんがスクール結果発表(2020年11月号掲載)

BEST期待賞

BEST期待賞

[今夜、花ひらく音がして]

香守一花(25)

作品を読む!

編集YY:絵柄、華やかでかわいいですね! 絵の技術的にはプロレベルの実力があると思います。私は脇キャラの男の子たちが特に好きでした。

編集S:主人公の一生懸命な感じも好感が持てますよね。ただ、慶二くんとふたりのエピソードがちょっと弱かったかな。彼の素敵なところをもっと読みたかったです。

副編集長S:慶二くんのやさしさを示すエピソードが、ちょっと普通すぎたかもしれないね。“不良だけどいい人”という設定も脇キャラで回収しているから、彼自身の魅力がいまひとつ伝わってこなくて残念でした。次はもっとシンプルな設定でいいので、それぞれのキャラクターの魅力を印象づけるエピソードを作ってほしいと思います。実力はあるので、デビューまであとひと息。次回作に期待しています!

BEST期待賞

BEST期待賞

[君のとなりで]

日向輝(19)

作品を読む!

編集Y:日向さんも絵のレベルが高い! 香守さん同様、十分デビューできる実力があると思います。ただ、お話はちょっと理屈っぽくてリアリティに欠ける感じが……。

編集K:この設定なら、「背が低い」「彼女と釣り合わない」というコンプレックスを乗り越える話のほうが自然だったかも。後半のライバル登場が唐突すぎて、逆に物語が失速した印象を受けました。

編集長T:そうだね。無理に話を盛り上げる必要はないので、登場人物の心の変化を丁寧に追うことから始めてみてください。身近な人に読んでもらって、ストーリーに無理がないかを尋ねてみてもいいかもしれません。次回作を楽しみにしているので、頑張ってくださいね!

第628回 別マまんがスクール結果発表(2020年10月号掲載)

デビュー賞

デビュー賞

別マ本誌10月号に掲載!

[ホタルのこころ]

樋口きい(21)

作品を読む!

編集T:テーマはよくある題材だけど、男の子のキャラが魅力的ですよね! もとから正直な性格ってわけじゃなくて、彼なりの人生経験を積んだうえで今の彼がいるというか。主人公が少しずつ向井くんに惹かれる気持ちがよくわかりました。

編集S:序盤は少し説明しすぎかな? と思うシーンもあったけど、8ページの1コマめからキャラクターたちがどんどん伸びやかに動き出して、とてもよかったと思います。

編集長T:王道のストーリーに真正面から取り組み、印象的なシーンを盛り込みながら、しっかり描けていました。絵や演出面では課題が残っているけれど、これからは僕らと一緒にブラッシュアップしていきましょう。デビューおめでとう! 樋口さんのこれからの活躍に期待をしています。

BEST期待賞

BEST期待賞

[コントラストラバー]

双海芽生(21)

作品を読む!

編集S:とてもよく描けているんですけど、このカップリングだったら、伊積くんがもっと彼女に振り回されて困惑するところが見たかったかも。伊積くんの魅力というか、可愛げが中途半端でとても惜しい!

編集K:絵もお話もキャラクターも高水準なのは間違いないと思います。ただ、どの分野も「あと一歩なにかが足りない」という印象でした。

副編集長S:うん。双海さんの場合はもう基礎技術が十分備わっているので、あとはもっとキャラクターに乗って描けるようになるといいのかな。今回の作品だったら、クールで平和を愛する伊積くんが、永野さんと関わることで「つい怒っちゃう」、または「つい反抗しちゃう」みたいな部分を、より面白く表現できたらよかったと思います。次こそデビューするためにも、主人公を魅力的に描く工夫をしていきましょう。頑張ってくださいね。次回作も楽しみに待ってます!

新人まんがグランプリ結果発表