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別ママンガグランプリ

★★'11中期結果発表!!★★

今回はデビューが2本出ました2作品に共通しているのは、絵・ストーリーともに既存の枠にとらわれない独自の感性に貫かれていること。あなたの個性をいかした投稿作を待ってます!




別ママンガグランプリ


[佳作 賞金30万円+デジタルカメラ](デビュー)

「君と小さな世界(ポータブルワールド)」 鈴樹真奈(東京都 19歳)

あらすじ
ぼたんはゲーム好きの天道が好き。彼に近付くために特に好きでもないゲームをやっている。
そんな天道に新たなゲーム好き女子が接近して…!?

総評
ゲームを上手く小道具として使い、話を動かせています。細やかな描写で、登場人物の表情がとても 豊か。個性的な絵柄で画面構成が凝っているので、読みづらくなってしまっている面も。絵の見せ方、コマ割を工夫して、読みやすい画面作りを目指してください。

審査員評
★マニアックなテーマを上手に動かしていると思います。ゲーマーで内気な男の子は現実的にはリアルだと思うけど漫画ではもう少し動かしたいところ。女の子が表情豊かで読んでいて楽しい。(神尾葉子先生)

★彼とだけのちっぽけな共通点を「小さな世界」とたとえるのは可愛いし上手い。絵も上手く、構図が独特でセンスを感じました。とっても楽しく読めて好きな作品でした。応援しています!(幸田もも子先生)

[佳作 賞金30万円+デジタルカメラ](デビュー)

「ちっちゃい王様。」 ティナ(東京都 16歳)

あらすじ
茜は通っている塾の講師・速斗先生に片思い中。だけど、私の中に住んでいる王様が先生に近付くことを許そうとしなくて…?

総評
初投稿、弱冠16才という年齢ながら、確固たる自分の世界を表現できています。自分の中に住む王様というアイデアを筆頭に、描きたいものがあるという心意気を感じます。今後は読みやすさを意識して、自分 なりに作品を洗練させていってください。

審査員評
★ハッとするようなアップがあり、独特の色気がある。ペンに慣れると更に華のある絵になりそう。自分の理性を王様にたとえるアイデアがとてもいいです! 違う作品も読んでみたいです。(神尾葉子先生)

★6pのような男の決め顔を照れずに描けるのはすごくよいことだと思います。「王様」のアイデアがちょっと分かりづらいので、読者が理解してくれるか考えて描くことを心がけてください。(幸田もも子先生)

[奨励賞+審査員特別賞 15万円]

「アナタのオト」 夏生トモ子(福岡県 25歳)

あらすじ
放課後ひそかに楽しみにしていた彼の歌。でも、卒業でバンドが解散してしまって…!?

総評
主人公の性格と男の子との恋愛2つのテーマを消化しきれていない。見やすい画面、素直な話作りに優れているので、もうひとインパクト出す工夫を。

審査員評
★読みやすく、可愛い絵。キャラクターと気持ちが丁寧に描いてあり楽しく読めました。(神尾葉子先生)

★モノローグだけで話を展開すると見てて退屈になってしまうことも。男の子がかっこよかった。(幸田もも子先生)

[奨励賞 10万円]

「マイナーヒーロー!!」 シバタヒカリ(埼玉県 23歳)
興味をかき立てられる設定ですが消化不良な部分も。
設定をいかした話作りを意識して。


「Sugar!!」 アイミン(長崎県 23歳)
男子たちのからみが可愛い。
恋愛とバンドの話がうまく絡まず焦点がぼやけてしまって惜しい。


[奨励賞  5万円]

「とししたの手」 井ノ上一(京都府 20歳)
ぐっとくるアップの表情が描けていてよかったですが、引きのシーンや、体のバランスが全体的に不安定なので、どうしても画面全体がゆがんで見えてしまいます。パースや人物の体幹を意識して。キャラ同士のやり取りはいきいきしていて好感が持てました。学年同士の仲の悪さ、ここまで険悪に描くのであれば、もう少し小さなコミュニティ(部活など)の方がリアリティ感じられたのでは?キャラが立っていた分、舞台設定が浮いてしまったのが残念。


「繋ぎたい手」 新本サキ(神奈川県 25歳)
絵柄が若干幼い印象でしたが、扱っている事柄が重めなので、説得力に欠けてしまったように思います。起こったことを順番に見せるだけだと、ストーリーがフォーマット型に見えるので注意して。話の主軸である主人公のトラウマについてが登場するのが遅く感じました。話のキーポイントは早めに出して、テンポよく読ませるようにしましょう。


「満点スマイル」 米倉裕美(福岡県 26歳)
大変高いレベルの技術を持っていて、キャラクターの表情もいきいき描けています。主人公と男の子の関係にもう一歩踏み込んで描けるとよりよかったのではないでしょうか。


[全応募作品・編集部員コメント:30P漫画部門]

「ミルクチョコ」 水之森ひろ
男の子のキャラターに愛嬌があってよかった。この話の中では2人の関係があまり進まないので、少し物足りない。とてもかわいらしい絵柄ですが、デッサンが不安定なのに注意をして下さい。

「ロマンチック×ロマンチスト」 渡部亜由美
漫画らしい夢のある設定を思い切って描けています。絵はまだまだ書き慣れていないようなので、デッサンの安定、ペン慣れを目指して練習して下さい。

「機関銃・銃口」 クベアイラ
弁論対決という着眼点は面白かったです。ただし弁論のテクニックや学んでいく課程が曖昧なので、対決時のすごさが伝わりにくかった。第三者に伝わる要素を入れた見せ方を工夫してください。またメインの男子のキャラづけが唐突すぎました。全体的に読み手を意識しましょう。

「雨の下の傘の下の」 川嶋なつ美
イントロから、序盤の数ページにかけて、誰目線で読んでいいのか分かりづら過ぎます。主人公を敢えて登場させないという仕掛けは意欲的でいいと思いますが、それが作品の面白さにつながっていなかった。

「グッバイ・イエスタデイ」 福原みやこ
互いに未来に期待を持てない先生と生徒という設定は面白かったが、そこから恋愛が芽生えるまでの過程が飛躍し過ぎていた。デビューするには、画力の飛躍的な向上が必要。

「イロトリドリの明日」 鈴野真子
オーソドックスな話作りは悪くないが、自分なりの「男の子の魅力」を出していかないと、プロットを読んでいるようで味気ない。キャラにこだわりを持って再チャレンジして欲しい。

「君の一」 立花風香
まずは原稿用紙の正しい使い方を覚えよう。主人公の真っ直ぐな心情は良く描けていました。ただ彼女の心情やキャラクターが見えづらく、展開に合わせてしまった感じ。会話のテンポも意識してみよう。

「新人 ルーキー」 亀田有希
ラストの2人のやりとりは可愛らしくて○。全体に主人公の思い込みでストーリーが展開しているので、感情移入しにくく、男子との絡みも中盤までは不足気味。まずは主人公を行動させる意識を。

「そんな僕へ…。」 松浦未来
ラストのメールのアイデアは良かったです。主人公が高校時代にどういう人物かのエピソードがないため、ラストの盛り上がりが半減してしまったのが残念。描線が不安定なので、ペンの練習をして慣れよう。

「RomantiC セオリー」 咲瀬あずさ
話…起承転結について、一度学んでみましょう。かきたい部分のみを描いてしまっているようです。絵…コマが小さすぎる部分が目につきます。ペンの練習をしてなめらかな線を描けるようにしましょう。

「2人の証」 好実
話…ドタバタ感が楽しくもありますが、主人公のわがままさに読者がついていきにくいかも。可愛げや恋する気持ちも丁寧に描くとキャラクターに愛着がもてたかも。絵…ギャグ絵が多めで元気いっぱいの画面ですが、心情を表現する部分では表情も気持ちをこめて描きましょう。

「spring」 水花ねこ
男子のセリフやキャラに、きゅんとさせるものがあり良いですね。ドタバタエピソードが多く間延びして感じるのでページを調整してみせられるとよいです。絵は、描きなれることが必要そうです。

「紅葉前線」 庄野優希
冒頭、突然説明無しに話が始まっているので、主人公も男の子も立ち位置が見えません。そうなると心情についていけなくなるので、不親切な作りにならないよう、まず主人公の性格や、学校でのポジションなどを少し見せてから始めると話が入りやすくなりますよ。描きたいシーンがあるのは伝わりますが、全体的に画力不足。表情や顔の角度が似通ってるものが多く、画面に幅が見られません。バリエーションを増やすことを心がけて。また、体のバランスの悪さが気になります。首が少し長すぎていて、常にぐーっと伸ばしてるように見えるので気をつけましょう。トーンの貼り方も単調にならないように。

「あらためまして。」 星野
なぜ藤巻が主人公のダイエットを手伝ってくれるのか、主人公がここまでやせたいと思うのはなぜか、描写が不足しています。デッサンが不安定なので、丁寧に描くことを意識して画力を向上させて下さい。

「だけど私は」 森 緑茶
主人公と男の子が不釣り合いという設定から話がスタートしていますが、その理由が説明されていません。そのため主人公の心情が理解しづらかった。

「やさしいイカサマ」 なかほしりさ
主人公のキャラクターを紹介し、男の子の登場につながる出だしが効果的。クライマックスも盛り上がっていてテンポく話を構成できています。トーン処理が華やかで可愛い画面が作れていますが、構図が少し単調なのが惜しい。いろんな角度から人物を描けるよう練習をして、構図に工夫を。

「CHANGE!!!」 糸羽月子
絵…まとまっていてよく描けていると思います。ただ、少女マンガらしい華やかさやかわいらしさ・カッコよさはもう一つといったところ。自分なりにかわいい/かっこいいと感じる絵がどういうものか、探してみてください。 話…「相手の気持ちが知りたい」までは分かりますが、そこから「相手と入れ替わりたい」に行くのはいろいろ飛ばしすぎでは?と思います。また、入れ替わりの話ならではの事件やドタバタが特になかったのも残念。どういう部分を面白く描きたかったのかを整理してみましょう。

「きみのファンです。」 李浩榮(イホヨン)
絵…男子キャラクターには色気がありました。ただ、全体としてまだ描きなれていない固い印象を受けます。今はまずたくさん絵を描いて、練習することが大事だと思います。 話…まず、最初の数ページで誰が主人公なのか・誰に気持ちを乗せて読んでいくべきなのか、をしっかり見せてください。今のままだと、話を聞いている友人のほうが主人公に見えなくもありません。また、基本的に主人公のモノローグで話が展開していくので、一番主人公の気持ちが表に出るはずの「ファンです」と伝える部分があっさりしすぎているように感じられます。話の肝としても、妄想ではなく実際に行動することが大事、というテーマがしっかりあると思うので、大事なところではしっかり気持ちを出すことを意識してみましょう。

「僕とアイの話」 落合真
絵…丁寧に描いているところは好印象。ただ、全体として描きこんでいる量がかなり多く、画面が重く見えてしまって華やかさに欠けるところもあります。黒くて見づらい箇所もあるので、メリハリをつけることを意識してみましょう。また、お母さんが主人公と同年代の恋人に見えます(そういうニュアンスもあるのかもしれませんが)。年上のキャラということを分かりやすく見せてください。話…思春期特有の迷いや悩みに主人公が様々に考えあぐねていることは分かるのですが、具体的にどういう問題について悩んでいるのかが分かりにくく、結果としてお母さんの言葉や存在がどう活きているのかもピンときませんでした。問題を絞って、シンプルに分かりやすく見せることを意識してみてください。

 

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