別冊マーガレット12月特大号ふろく「ワンナイト人狼 × SPY×FAMILY オペレーション<人狼(ウェアウルフ)>」ゲームの説明・遊び方
ABOUT
ワンナイト人狼って?/「人狼」(じんろう)とは、オオカミ男のことです。そして「人狼ゲーム」は、そのオオカミ男の言い伝えであるオオカミ男狩り(魔女狩り)をモチーフにして、パーティーゲームにしたものです。プレイヤーはそれぞれ「村人」と「村人に化けたオオカミ男」となり、オオカミ男が誰なのか、プレイヤー全員で相談・討論しながら、村人チームはオオカミ男を、オオカミ男チームは村人をやっつける、というゲームです。「人狼ゲーム」を遊ぼうとすると最低8人必要で、1ゲーム1時間くらいかかります。ワンナイト人狼はそれを少人数で遊べて、ちゃんと人狼できちゃうお手軽簡単な人狼ゲームです!
[ワンナイト人狼 × SPY×FAMILY]オペレーション<人狼>/このゲームは「ワンナイト人狼」と「SPY×FAMILY」がコラボした、みんなの中に隠れたスパイを探すという、ちょっとゆるい人狼ゲームです。初めて人狼を遊ぶ人も、これまで遊んできたという人も楽しめるカードセットになっています。※このページでは通常の人狼に使用する用語を(※)で表記します。
物語/アーニャたちは「スパイごっこ かくれんぼ」をすることに! いろんな人に変装して隠れているスパイ役のロイドたちを、アーニャや他のみんなは見つけ出すことができるのでしょうか?
MISSION/仲間(※村人)サイド:スパイを見つけ指名することそしてスパイ以外を誤ってスパイだと指名しないこと/スパイ(※人狼)サイド:みんなを騙し、スパイだと指名されないことそしてスパイ同士を指名しないこと
HOW TO PLAY
【1】カードの種類(役職の説明)
参加者(※村人)/ヨル、ユーリ、ベッキー、ダミアン/「スパイごっこ かくれんぼ」の参加者です。特殊な能力はありません。他の人たちに質問しながら、矛盾を探し、情報を整理し、スパイを見つける情報を集め、推理をしてください。陣営は仲間サイドとなります。
超能力者(※占い師)/アーニャ/テレパシーの能力で他の人のカードをこっそり見る(占う)ことができます。これは大切な情報となります。自信を持って、伝えていきましょう。陣営は仲間サイドとなります。
情報屋(※怪盗)/フランキー/情報屋は自分と他人のカードを交換できます。仲間サイドのカードと交換した場合、仲間サイドに有利に行動できますが、スパイと交換した場合、その時からスパイとして行動しなければなりません。
スパイ(※人狼)/ロイド、フィオナ/みんなにスパイだとバレないようにしましょう。仲間のスパイがいる場合、協力してみんなを騙しましょう。
【2】ゲームに使うカードセットについて/カードは遊ぶ人数より2枚多く使用します。プレイ人数に合わせて下記の表を参考にカードセットを作ってください。
【3】ゲームの準備(4人で遊ぶ場合のカードセットで説明しています)
◉ まずプレイヤーの中で1番年長者もしくは、人狼ゲーム経験者を進行役として選びます。(進行役も、もちろんゲームに有利・不利なくプレイに参加可能です。でも時々交代してあげてくださいね)◉ カード6枚(参加者2枚、スパイ2枚、超能力者1枚、情報屋1枚)をシャッフルして裏向きに置きます。◉ 各プレイヤー(進行役も含む)は、1枚カードを取り、何のカードか確認してください。(くれぐれも他のプレイヤーに見られないようにしてください)◉ 誰にも選ばれなかった残り2枚のカードは、テーブルの中央に2枚まとめて置きます。(7人で遊ぶ場合、誰も選ばなかったカードは1枚になるので、中央に1枚だけ置いて進めてください)◉ 進行役はこのサイト上部の【1】のカードの種類を読み上げてください。(役職を覚えていれば、必要な準備ではありません。スキップしてください)◉ カードの種類を確認後、各プレイヤーはテーブルの中央によせて裏返しにしてそっと戻します。(どのカードを自分がとったのかわかるように、自分の前に置くとよいでしょう)(「ゲーム中の配置図」を参照)/【ゲーム中の配置図】誰も選ばなかった残りの2枚を囲むように、参加プレイヤーのカードを並べる。
【4】ゲームの流れ(4人で遊ぶ場合で説明しています)
夜の時間/「夜の時間」は、役職(超能力者、スパイ、情報屋)の人がこっそり行動する時間です。・進行役は「夜になりました」と言ってください。・その声に合わせ、プレイヤーは全員(進行役も含む)目をつぶり、指でテーブルを「カタカタ」と音が鳴るよう叩きながら、朝になるまで待ちます。・それぞれの役職は、超能力者→スパイ→情報屋の順番で行動していきます。・ゲームの進行は、進行役が声を出して行ってください。(進行役は、自分の役職がバレないよう配慮してください)
【超能力者/アーニャ】のターン
◉ 進行役は「アーニャは目を覚まし、誰かを選び、カードを見てください、スタート」と言ってください。◉ その声に合わせて、【アーニャのカードを引いたプレイヤー】はそっと目を開け、→ 他のプレイヤー1人のカードを見る→ 選ばれなかったカードを2枚とも見るのどちらかの行動を取ります。(できるだけ音を立てないよう注意してください)この間、全プレイヤー(もちろんアーニャも含む)は声を出さず心の中で10秒数えてください。そして、10秒になった瞬間に「10」と声を出してください。全員が「10」と声に出したら、次の役職へと移ってください。
【スパイ/ロイド、フィオナ】のターン
◉ 進行役は「スパイは目を覚まし、スパイ同士で目配せをしてください、スタート」と言ってください。◉ その声に合わせて、【スパイのカードを引いたプレイヤー】はそっと目を開け、→ 他に目を開けている仲間のスパイとアイコンタクトをしてください。(スパイが1人しかいない場合もあります。その場合は再びそっと目を閉じてください)この間、全プレイヤー(もちろんロイド、フィオナも含む)は声を出さず心の中で10秒数えてください。そして、10秒になった瞬間に「10」と声を出してください。全員が「10」と声に出したら、次の役職へと移ってください。
【情報屋/フランキー】のターン
◉ 進行役は「フランキーは目を覚まし、他のカード1枚と自分のカードを交換してください、スタート」と言ってください。◉ その声に合わせて、【フランキーのカードを引いたプレイヤー】はそっと目を開け、→ 自分のカードと他のプレイヤーのカードを交換することができます。(しなくてもよい)(誰も取らなかった真ん中の2枚のカードとは交換できません)(できるだけ音を立てないよう注意してください)交換した場合、そのカードを忘れずに確認してください。◉ もしスパイのカードと交換した場合、あなたはスパイとなり、元のカードの持ち主は仲間サイドに変わります。あなたはスパイとしてプレイを続行してください。(元の持ち主はスパイではなくなったことを知ることなく朝を迎えます)◉ その他の役職のカードと交換した場合は、変わらず仲間サイドとして振る舞います。アーニャのカードと交換した場合は、他のプレイヤーのカードを見ることはできません。この間、全プレイヤー(もちろんフランキーも含む)は声を出さず心の中で10秒数えてください。そして、10秒になった瞬間に「10」と声を出してください。全員が「10」と声に出したら、次の役職へと移ってください。
夜明け/長い夜が明け、スパイを探し出す議論を行うために、参加者は集まります。・進行役は「夜が明けました。全員目を覚ましてください」と言ってください。・その声に合わせて、全員そっと目を開けます。
議論(5~10分間)/時間は目安です。◉ 進行役は「それでは議論を開始します」と言って、タイマーなどをセットしてください。◉【仲間サイド】はスパイを探し出すために、【スパイ】は正体がバレないように、全員で話し合いを開始します。◉ 論点としては→ 超能力の結果→ 情報屋の交換内容→ 誰がどの役職だと思うか→ 誰の意見を信じるかなどがあります。◉ スパイは、超能力者や情報屋、参加者などと偽りながら、それらの内容に嘘を混ぜ、話し合いを混乱させましょう。◉ それぞれの役職は、持っている情報を材料に、役職のない参加者だと思われる人を説得し、彼らの投票を誘導しましょう。◉ 全員で議論をしながら、時間制限までに投票相手を心のなかで決めてください。 (議論の末、【スパイはいない(誰もスパイのカードを引かなかった)】という結論になった場合、全員が右隣に投票しよう等の提案をして、票をバラけさせましょう)【注意】下記の行動は基本的にNGにした方が良いです。・自分がスパイであることをバラしてしまうこと。
裁判の時/議論の時間が終了したら(5~10分経過したら)、裁判をスタートしてください。・進行役は「裁判の時が来ました」と言ってください。・全員で「せーの」の掛け声とともに、スパイだと思うプレイヤーを指さしましょう。 ・もっとも投票数が多いプレイヤーがスパイとみなされます。 ・スパイとみなされたプレイヤーはカードを表向け、自分の役職を発表します。 ・その後、全員がカードを表向け、ゲームの勝敗を決定します。(詳しくは【5】ゲームの勝敗についてを確認してください)
【5】ゲームの勝敗について
投票数の1番多い人がスパイだった場合/◉ スパイが1人の場合、もちろん仲間サイドの勝ちになります。◉ スパイが2人の場合も、どちらかのスパイの正体がバレると仲間サイドの勝ちになります。
投票数の1番多い人が仲間サイドだった場合/◉ スパイの勝ちになります。
複数人の投票数が2票以上の同数だった場合/◉ 同数のプレイヤー全員がスパイとみなされます。◉ その中に1人でもスパイがいた場合は仲間サイドの勝ちとなります。◉ 全員仲間サイドだった場合はスパイの勝ちとなります。
投票数が全員1票以下だった場合/◉ スパイはいないとみなされます。◉ 本当にスパイが1人もいなかった場合、プレイヤー全員の勝ちです。◉ もしスパイが1人でもいた場合、スパイの勝ちになります。
CREDIT/ゲームデザイン:Akihisa okui/イラスト:©︎遠藤達哉/集英社/制作:ワンナイト人狼 〒103-0008 東京都中央区日本橋中洲1-9-415 web facebook X
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